前職は看護婦です


2016年9月7日


久しぶりに、呼吸が苦しくなるぐらいに大号泣をしました・・・。
同じ様な経験をした事が数えられないぐらいにある為に、今までの事が走馬灯の様に思い出しました・・・。

私は、前職は看護師です。
中学生の時から憧れて、学生時代は天職と思っていましたが、最後の職場は、退職強要という形で、労基署や医師にご協力を頂いて、最終的に退職しました。

〇化学物質過敏症
〇薬物過敏症
を診断されています。

ほとんどの医療機関には入る事は出来ません。
専門医にはクリーンルームがあるので、とても快適です。

「薬に殺される!」
と思った事は何度もあります。

薬の中でも特に苦手なのは、
麻酔薬
抗生物質
消毒薬
です。

飲食店で、同じテーブルで相手にエタノールのお手拭きを使われるだけで、呼吸困難になった時もありました。
(今は大丈夫です)

でも、医師に
「絶対に抗生物質を使わないと良くならない!」
と断言されても、使わなくても良くなります。

東北大学病院で、合わない麻酔薬のパッチテストをすると陰性ですが、実際に治療に使うと、恐ろしい事になってしまいます・・・。

麻酔薬にも、色んな種類がありますが、私が合わない麻酔薬は
「キシロカイン」
という、どこの医療機関にもある代表的な麻酔薬です。

健康診断で、麻酔無しで胃カメラをした事もありますが、とても苦しくて恐ろしかったです・・・。

そして、歯科治療は10回通院しても、全く治療に入ってもらえず・・・。
他の歯科医院に行っても、
「お願いだから、大学病院(歯学部)に行ってください!」
と・・・どこの歯科医院でも言われて、
「診察代も文書代も何もいらないから、絶対に大学病院に行ってください」
と言われ続けました。
(今は化学物質過敏症対応の歯科医師にお世話になっていますので、とてもありがたいです。)

今は、健康診断に行く時は、防毒マスクを装着します。

医療機関の建物に入れないだけではなくて、車を運転していて、医療機関の目の前の道路に信号待ちで停車しただけで、エタノール臭でとても体調が悪くなります。

専門医の医師からは、
「薬も化学物質なので使わないでください」
と言われています。

今は、緊急時に救急車に乗る事も出来ません。

薬の副作用の履歴を医師にお見せすると、
必ず・・・暴言を吐かれます。
「薬が使えないなら病院にくるな!」など・・・。
または、暴言を吐かないとしても
「うちに来られてもねぇ・・・」
と迷惑そうに言われます。

不思議な症状について一般の医師に質問をすると、医師はプライドが高い為に・・・
「分からない」
と一言言ってもらえれば私も納得するし、とてもありがたいのに・・・
暴言を吐かれてしまいます・・・。
でも、専門医の医師は必ず的確に答えてくれます。

化学物質過敏症が悪化した時は、とても絶望的になりました・・・。
良くなるなんて想像も出来ませんでしたし、良くなっている人がいると聞いても、信じる事がとても出来ませんでした・・・。

でも・・・、
いつも
「まだ命が残っている!」
と何度も何度も思い、
「命が残っているのだから!この命を大切にしないと!」
という思いだけを今まで信じていました。