創業者で現在、相談役の谷口正義さんにお聞きしました。(取材:上坂)
塩化ナトリウムが取り除かれ(ナトリウム1%以下)マグネシウムの豊富な(7.4%以上)ミネラルを探していたところ、日本への塩の輸出の多いオーストラリアの大使館の紹介で、塩水湖であるデボラ湖で塩を製造している会社の社長の来日の際にお会いすることができました。
デボラ湖は500万年前にできた湖で、内陸にありますが、インド洋の飛沫が西風に運ばれ、降り積もって塩水湖になったものです。
世界一美しいといわれる街「パース」から450km東に位置し、デボラ湖の周囲約100kmの範囲には人は住んでいず、環境汚染が全くありません。
雨期には水が溜まりますが、乾季には湖水がすべて蒸発し真っ白な塩の大地が現れるという、ブッシュ砂漠の中にあります。
表面の塩化ナトリウムの塩の岩盤の下から原水をポンプでくみ出し、太陽エネルギーでさらに濃縮し、塩を除去していく作業を3か月から4か月続けることで、塩化マグネシウムを中心とするミネラルの原水ができあがります。
このミネラル液は、オーストラリアのオーガニック認定を取得しています。
デボラ湖の塩化マグネシウム以外に硫酸マグネシウムや、カリウム、カルシウム、銅、亜鉛、マンガン、クロム、モリブデン等、他の海水由来のミネラルを全て含有しています。
メイティアではこの濃縮液をマグネフォースなどの製品にして、販売しています。
日本では海が汚染されているため、この天日製塩法ではこれだけのミネラルは作れません。有害な重金属やヒ素が残ってしまうのです。
日本では海洋深層水を精製したにがりもありますが、塩化ナトリウムが残ったり、塩化マグネシウム以外のミネラルが一緒に除去されてしまうなどから、同様の素晴らしいミネラルは作れません。
ラットを使った実験でも、ラットは天日で製塩したにがりは食べるのに、精製したにがりは食べないことから、自然のミネラルとの違いを思い知らされました。
日本では2002年ころにダイエットにいいという「にがりブーム」が起きましたが、通常のにがりでは塩分が十分に除去できておらず、塩分のとりすぎとなることから、あっという間にブームが去っていきました。
しかし、マグネシウムには400種以上の酵素の生化学反応にかかわるなど、他のミネラルとは圧倒的に異なる数多くの効能があります。
現代の日本人におけるマグネシウム不足が糖尿病や高血圧、高脂血症、心筋梗塞などの大きな要因となっており、マグネシウムを補給することで、症状の改善をはかることができます。
このほかあまりに多くの効能があることがかえって、マグネシウムの価値を下げてしまっているようです。
激しい運動や飲酒、ストレスなどによって、マグネシウムは汗や尿の中に排出され、マグネシウム不足が生じます。
そんなときにマグネシウムを補給すれば、足つりや二日酔いなどの症状が改善し、ストレスによるイライラも解消します。
マグネシウムの補給で即効性のあるのは、塩化マグネシウムです。マグネフォースはマグネシウムがイオン化した状態にあるため、腸からの吸収が早いのです。
とても苦いですが、舌に垂らせば、直接吸収されます。
マラソン大会などで、足のつった選手にスポーツドリンクにマグネフォースを少量入れて飲ませれば、5分以内に治まる例が多々あります。
酸化マグネシウムが安価なこともあり、多く使用されていますが、便秘薬にも使われるように腸からの吸収が遅いため、下痢の症状を起こすことがあります。
即効性も乏しく、スポーツには向いていないと考えます。
デボラ湖のミネラル濃縮液はメイティアによる輸入が全てです。
オーストラリア国内でも他の国でもほとんど使用されていないのが現状です。
湖の一部分しか使用していないので、現在の20倍以上に生産能力を高めることは設備さえ整えれば、全く可能です。
原液の保管体制を整えれば、現地でまれに発生する、台風による被害にも対応できます。
マグネフォースは1本60mlで1日20滴使用しても、約1か月分あります。
定価1本3000円は決して高くありません。
あすぷろではマグネフォースが多くの方に使用されることを願っています。