施工日数では、専門職人が丁寧に施工を行うアップルゲートセルロース断熱では2~3日かかるのに対し、大工が施工を行うアクリアでは1日です。ただし精度の高い施工を行う場合には、2~3日かかります。アクアフォームの場合は1日で施工可能となっています。
施工精度は隙間の生じないアップルゲートセルロース断熱が格段に優れており、アクリアでは固形の素材のため、どうしても厚みに違いが生じてしまいます。
壁裏・天井裏・床下は配管や配線など混在しているため、隙間が生じてしまうのです。この点はアクアフォームも同様です。配管や配線工事が必要になった場合には、固まった断熱材をカットせざるを得ず、施工上の大きな問題となります。隙間を埋めるための発泡ウレタンが工事現場では多く使われていますが、アップルゲートセルロースではその必要が全くありません。
施工安全性については、
グラスウールの場合には肌にささってかゆくなることがあります。
ウレタン吹付けは、イソシアネートと水を含むポリオールを混合することで発生する炭酸ガスを発泡材として利用することで、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンを全く使用しない、地球にやさしいウレタンフォーム素材として、人気になっていますが、
施工時及び施工直後の健康被害が数多く報告されており、要注意です。
特にイソシアネートは、ごく微量で有毒性があります。工事から十分に時間をおいてからの入居が望まれます。
施工中の火事には特に要注意です。火事で死亡する原因の大半は焼死ではなく、有毒ガスを吸うことによる中毒死です。断熱材に燃えやすく、有毒ガスが発生するような素材は絶対に使用するべきではないですね。2018年7月27日の多摩市のオフィスビル建設現場火災では5名の尊い命が失われました。
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