チャイナランタンフェスティバル東京ドイツ村
本年12月7日より2019年4月7日までの4か月間、東京ドイツ村内の特設会場にて、日中友好イベント、チャイナランタンフェスティバルが開催されています。
これから様々な形で、ご紹介していきます。
このイベントが日中友好の証として、多くの日本人、在日中国人に素敵な想い出を残してくれることを願っています。
このたび公式ホームぺージ も開設されました。スケジュール詳細、料金については、公式ホームページをご覧ください。東京ドイツ村ではこの期間、ウィンターイルミネーションを開催しており、大変多くの来場者でにぎわっています。
中国曲技団や屋台も楽しみです
自貢市のランタンフェスティバルの由来
自貢は「南国の灯城」と言われる、中国の飾り灯籠のふるさととして
最も有名な場所のひとつである。
史料の記載によれば、
唐・宋代、自貢地区には新年に灯籠をともし、
元宵節(旧正月から15日目)前後に祭りの飾りつけとして
灯籠を用いる習慣がしだいに形成されていった。
中国の改革開放の後、自貢は1987年から自貢国際恐竜灯籠会を開催し、
今年すでに21回を数えるまでとなり、多くの国内外の観光客を引き付けてきた。
自貢の飾り灯籠の製作技術は四川省の第一回無形文化遺産、
第二回国家クラス無形文化遺産(2008年)に
認定され、中国観光局が海外に向けて展開する
重点的民俗文化イベントのひとつともなっている。
日中友好40年とは
日本と中国は,2017年に日中国交正常化45周年,2018年に日中平和友好条約締結40周年という,節目の年を迎えました。この機会に,両国のこれまでの緊密な友好協力関係を振り返るとともに,今後の展望について解説します。
■両国の新たな歴史の出発点-日中国交正常化
1972年9月29日,当時の田中角栄首相と中国の周恩来首相は,北京で共同声明に署名し,「恒久的な平和友好関係を確立する」ことで一致しました。これがいわゆる「日中国交正常化」です。その1ヶ月後,日中両国の友好の証として,中国から日本へ,初めて2頭のパンダ(「カンカン」と「ランラン」)が贈られたことでも大きな話題となりました。その後,1978年8月12日に日中平和友好条約が署名され,両国は歴史の新たな一頁を開くことになりました
■ますます緊密化する交流
国交正常化以降,両国の経済関係や人々の往来は緊密化していきました。貿易総額は45年間で,約10億ドルから約3000億ドルに増加。中国は日本にとって最大の貿易相手国であり,現在約2万3000社の日系企業が中国に進出し,現地の雇用にも貢献しています。一方で中国にとっても,日本は米国に次ぐ2番目の貿易相手国であり,対中直接投資額は第3位,進出企業数は第1位となっています。また日本は中国に対し,これまでに総額3兆円を超えるODA(政府開発援助)を実施しています。観光で両国を訪れる人々の往来も活発化しており,2017年に日本を訪れた中国人の数は,736万人と過去最高を記録(日本政府観光局統計)。一方,中国を訪れた日本人の数は約259万人(2016年中国国家旅遊局統計)であり,1日当たりの渡航者で換算すると,中国へは1日約7,100人の日本人が,日本へは1日平均約2万人以上の中国人が来日していることになります。
1987年に世界遺産に登録された「万里の長城」は中国屈指の観光名所。全長約6000キロメートルの城壁は人類史上最大の建築物とも言われる。
■日中国交正常化45周年,日中平和友好条約締結40周年
最近の日中関係における大きなトピックスと言えば,2017年の日中国交正常化45周年,そして2018年の日中平和友好条約締結40周年が挙げられるでしょう。1972年の国交正常化,1978年の平和友好条約締結以来,あらゆる分野において友好で互恵的な関係を発展させてきた両国にとって,両年はまさに節目の年。日中間の幅広い交流の年にしていくために,地方自治体,企業,民間団体等が協力し,様々な交流行事が実施されます。
(外務省HP>わかる!国際情勢>vol.168日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年を迎えて より)
中国から学ぶべきこと
急成長を遂げる中国、日中友好を考えるとき、お互いに敬意を持つことが欠かせません。
中国で活躍する日本人女性をNIKKEI STYLEがレポートしていました。以下抜粋です。
ファーウェイの秋山千早子さん:
中国系企業の特長は「やる、やらないの決断がとても速い」ことだという。
「誰にどういった決定権があるのかが明確」で、日本企業のように役職が下の人から上の人へ順番に許可を取るとか、会議で全体が同意する雰囲気に持っていく必要はない。
「中国の人は合理的。前例を気にしないうえ、資料の体裁や許可を取る際の気配りよりも結果を重視する」
スピード感は女性の働きやすさにもつながっていそうだ。秋山さんには2人の子供がいるが、根回しなどに時間を取られないため、時短勤務でも仕事を回しやすかった。家族を大事にする文化もあり「子供が理由で急に休んでも全く嫌な顔はされない」。中国では子供を両親に預けて早期に職場復帰する女性が多いといい「日本では母親ばかりが育児に追われることに、中国の人からは驚かれることもある」。
アリババ集団の木村良子さん:
中国企業は競争が激しく、ドローン(小型無人機)のような新商材を扱っていた中小企業が急成長することがある一方で「大企業でも5年後は分からない」という危機感がある。スピードを重視するのはそのためで、社内のやりとりはメールよりも手軽なチャットが主だ。木村さんには1時間足らずの間に約100件もの着信があった。
とはいえ「バラ色」なことばかりではない。「スケジュールに遅れがちな傾向があり、中国企業相手には注意喚起を10回ほどする」(秋山さん)、「短期的な目線が強く、もう少し相手との長期的な関係を考えて物事を進めても良いのではないか」(木村さん)との声も。
空気を読むことが求められてハッキリ物を言えない、男性のプライドを傷付けないように気を使う、必要以上に女性が下手に出て笑顔を浮かべる。日本での働きにくさの一因となるこれらの光景。日本の女性はもっと自己主張をしてもいい。現状をはね返すパワーこそが大切なのだと思った。(著者の増田有莉さん)